CARNEY’S
MAGAZINE

カーニーズのパートナー

パートナーインタビュー Vol.1 esDGz OTAKI.EXE(大多喜EXE)

esDGz OTAKI.EXE

成田選手・遠藤選手・大橋選手

カーニーズのパートナーインタビュー記念すべき第1回目は千葉県の南部、夷隅郡に属する町、大多喜町にて3人制のプロバスケットボールの『esDGz OTAKI.EXE』(以下、大多喜EXE)の成田選手と遠藤選手にお話を伺いました。大多喜EXEはカーニーズがスポンサーを務めておりまして、カーニーズでは実施されている農業にて収穫したお米をご提供いただいております。今盛り上がりを見せる3人制のバスケットボールでのチームのご活躍やソーシャルビジネスとして耕作放棄地の再活用した農業など聞いてまいりました。


本日はインタビューの機会をいただき、誠にありがとうございます!まず大多喜EXEのご紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

我々、esDGz大多喜は、千葉房総半島の真ん中に位置する大多喜町を拠点に活動している3人制のプロバスケットボールチームです。3年前よりこの大多喜町で活動を始めております。また選手のセカンドキャリアにも繋げられるよう、バスケと並行して町の耕作放棄地を再活用した農業も行っております。

カーニーズにもスポンサーとなっていただいて、現在精力的にこの過疎化が進んでいる大多喜町の中で『大多喜町のヒーローになる』というスローガンを掲げ、プレイするだけでなく、地域のバスケイベントやスクールも運営しながら、農業にてお米の販売をしております。

みなさんは大多喜町のご出身なのですか?

実は僕らはもともと出身も大学も東京でシティボーイでした笑
千葉の方もいるのですが、結構出身は様々で東京、関東、東北、九州などの方がチームにいます。選手の中には外国人の方もいますよ!

国内外、さまざまなバックグラウンドの方が在籍されているのですね!移住してみて大多喜町はどうですか?

千葉県の方でも大多喜町を知らない方もいるくらいなので、最初はあまり有名な町ではないのかなと思っていたのですが、実は本多忠勝が城主だった地域で、大多喜城というお城もある歴史深い町でした。養老渓谷も実は大多喜町にあり、自然もとっても豊かな町で大きな魅力を感じています。

実はすごく魅力のある町なんですよね!それでは続いて現在プロバスケットボールチームでの活動について教えてください!

3人制のバスケは今年は5月からシーズンがスタートして、全国で8ラウンドの予選と本戦を勝ち抜き戦で勝敗を競っていくような形式となります。その後9月以降で上位チームのプレーオフとなります。

我々はそのプレーオフ進出、ひいては優勝、日本一を争えるようなチームを目指してます。今それこそシーズンなのですが、直近で行われた名古屋ラウンドでは全体の5位になることができました。

素晴らしいですね!続いてはバスケットと両立されている農業についてお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?

弊団体が元々スポーツで地域や日本を盛り上げつつ、esDGz(SDGs)と掲げているように地域の持続可能な社会を目指していくことを目指しております。地域貢献やソーシャルビジネスなどの社会に貢献できる事業づくりも行っています。

その中で大多喜町の地域の皆様の声を伺った際に、昨今全国でも課題として挙げられる過疎化とそれによる耕作放棄地の問題が多くありました。そこで我々は耕作放棄地を再活用し農業を再興できないかと農業を実施することとなりました。

とても素敵な取り組みですね!実際に農業では何を収穫されているのですか?

現在はコシヒカリを生産していて、今回カーニーズに提供させていただくのもそちらのお米となります。耕作放棄地だから美味しくなるとかはありませんが、やはり大多喜の自然豊かな土地で育ったお米はとっても美味しいです!

お米も非常に自信を持って提供されていますもんね!バスケットと農業の両立はいかがですか?

今は夏本格化してきまして体力的には暑くてきつくなってきていますね笑
朝早くから田んぼに出て農業をした後に正午過ぎにバスケの練習を行っています。地域のバスケイベントを実施したりというスケジュールで忙しない毎日を過ごさせていただいてます。

ただ社会的に意義のある大多喜町での耕作放棄地での農業と自身でやっていきたいバスケ、また地域へのバスケのイベントなどの地域に根ざした活動はやりがいもものすごくあります。とっても充実していますよ!

とてもハードな日々なのに笑顔を絶やさずやりがいを持たれているのがすごく素敵です!一方で苦労されたことも多いと思いますが、いかがですか?

バスケはずっと経験したことでもあったので、苦労自体は多くなかったのですが、農業は本当に苦労の連続でした。農業は我々大多喜町にきてから始めた形で、まったくの未経験だったこともあり、起きること一つ一つが新鮮で学びのある一方、耕作放棄地の再生ともあり色々な課題も山積みでした。

一つの例で言えば、一部は無農薬で田んぼを育てているのですが、最初は手探りで進め稲か草かわからない田んぼになってしまったこともありました。処理をするコンバインも動かなったことも頻発して、その結果、合計7時間くらい稲刈りを1日にやっていく日もありました。

先ほどもお伝えしたとおり体力的にもしんどい中でだと精神的にもきつかったのですが、その分収穫できた時に喜びはひとしおですね。

未経験は何事も大変ですよね…。ただおおよそ2年間で耕作放棄地からお米を生産できた実績が素晴らしいです!それでは次にカーニーズと出会ったきっかけを教えていただけますか?

会長との出会いですね。地域の経営者などが集まる交流会にて登壇させていただいたことがあり、そこで会長の宍倉さんと接点を持ちました。あまり町の魅力を外に発信していきたいとか発展させていきたいという方は少ない印象だったのですが、宍倉会長はエネルギーあふれる方でスーパーだけでなく、今後色々なことを展開していきたいと伺いとても感銘を受けたのを覚えています。

また我々の活動をお伝えするととても良い活動だとおっしゃっていただいて、翌年からぜひサポートしたいと言っていただいて本格的にスポンサーとして参画いただく形となりました。

そんな出会いがあったのですね…!そこから協業に至ったのはどういった経緯があったのでしょうか?

今後我々の活動を理解し、応援し、商品などにも支持をしてくれるファンを作っていく必要があると思っております。お米の生産や子ども向けにバスケイベント、教室もやっていることを考えると30~40代の主婦の方をターゲットにファンになって欲しいと考えていました。すると、カーニーズもそういったファンを作っていきたいという方向性と伺い、お互いに協力できることが多いと意気投合したことが今回協業に至った経緯です。

カーニーズの伊東新社長やマーケティング本部の伊藤さんを始め、コミュニケーション取らせていただいたみなさまとっても優しくて良い方で、こぞって我々の活動に対して後押しをしてくれる思いや姿勢に身が引き締まる思いでした。

今後の展開でカーニーズとは具体的に協業ができそうと感じていただけたんですね!ありがとうございます!最後に今後の展望を聞かせて下さい。

バスケではまずプレーオフに進出して、上位チームとして食い込んでいけるよう現状に甘んじず、精一杯頑張っていく所存です。いずれは日本一を目指しているので、上位チームとして認知され実際に結果を出していけるよう努力を継続していきます。

また農業では、今お米の値段も年々安くなってしまっているので、あまり稼ぐことができなくなってきてしまっている現状があります。バスケットも農業も同じように社会貢献や地域活性の一環としてやってはいるのですが、やはり地域社会に貢献することにはお金も必要になってきます。そういった観点からもっともっと金銭的な部分でも豊かにしていき、今実施していることの持続可能性を高め、継続的に地域に貢献していきたいと考えています。


ご精読ありがとうございます!今回はesDGz OTAKI.EXE(大多喜EXE)の成田選手、遠藤選手、大橋選手にインタビューをさせていただきました。こうしたようにたくさんの企業様とパートナーとしてCarney'sは運営させていただいております。大多喜町で活躍中の大多喜EXEは適宜ラウンドでの試合も行っておりますのでぜひ足を運んでみてくださいね!また子供向けのバスケイベントや教室など大多喜を盛り上げてくださっています!ぜひ皆さんも応援をよろしくお願いいたします!

esDGz OTAKI.EXE(大多喜EXE)

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